「出産しても妊娠前の体重になかなか戻らない」
「体重は元に戻っても体型が元に戻らない」
そんな悩みを抱えるママは多いのではないでしょうか?
私もこれまでに子どもを3人出産したのですが、1人目の産後の体型戻しでは苦労しましたし、ショックを受けました。
体重はすぐに戻ったものの、妊娠前に履いていた「お気に入りのパンツ」が入らなかったからです。
産後の体型戻しは、産後6ヶ月がリミット。
だからこの記事をさらっと読むのではなく、絶対にしっかり何度も読み込んでください。
赤ちゃんのお世話で大変な時期とも重なるのはよくわかります。でも、この半年の過ごし方で大きな差が出るんです。
下着メーカーで13年間、あらゆる世代の女性に向け、インナーウェアの魅力や大切さを伝えてきた私が、3度の妊娠・出産の経験をもとに、「産後の体型戻しのポイント」をお伝えします。
目次
私の産後の体型戻しの経験談
まずはじめに、私の3人の子の出産後のダイエット経験談から、
「産後に本当に体型が戻せるのか」
「どれぐらい細くできたのか」
をお伝えします。
私は産後ダイエットのおかげで、体重は3回とも元に戻りました。
(正確には子育てが大変で、出産前よりむしろ1kg落ちました笑)
そして骨盤まわりの周径が、
- 1人目の時は「-7センチ」
- 2人目の時は「-9センチ」
- 3人目の時は「-10センチ」
縮みました。
だから自信をもって、「出産後にダイエット・体型戻しに取り組めば実現できる」とみなさんにお伝えしたいです。
そして、そのために、「いつから」「何をすべきか」をご説明します。
産後のダイエットはいつからすべき?
産後1ヶ月はカラダを休ませるべき
産後すぐの身体は自律神経やホルモンバランスなどが不安定な状態にあります。
そのような状態でダイエットを開始すると、身体に大きな負担をかけてしまうため気を付けなくてはなりません。
最低でも、産後1カ月は身体をゆっくり休ませるようにしましょう。
産後の体型戻しのチャンスは?
ちなみに産後1~6ヶ月までを、からだが自然に元の状態に戻っていく「産後回復期」と呼びます。
この時期は骨盤や脂肪が動きやすい状態なので、体型を戻すには絶好のチャンス!
・
・
・
そして逆に、産後6ヶ月をすぎると体型戻しは難しくなります。
妊娠と出産によって開いた骨盤は3~4カ月ほどかけて自然と閉じていきますが、6ヶ月をすぎると骨盤が固定されていくからです。
また、6ヶ月を過ぎたときまでに骨盤が正しい位置に戻っていないと、骨盤の中に脂肪が取り残されてしまう恐れがあります。
そのため、産後の1ヶ月検診が無事に終了したら、私は体型戻しをスタートしていました。
帝王切開の産後の体型戻しは慎重に
帝王切開で出産した方の場合、傷口がしばらく痛むと思います。
そのため、産後2カ月間は安静にしたほうが良いと言われています。
帝王切開で出産した方は、傷の回復具合を見ながらお医者様とも相談して、体型戻しをスタートさせましょう。
食事と運動だけでは体型は戻らない?
産後ダイエット中の食事
出産したらすぐに体型を戻したい気持ちは分かります。
でも、一番大切なことはママと赤ちゃんの健康です。
過度な食事制限によるダイエットは、母乳に悪影響を与える恐れがあるため、注意しなくてはなりません。
洋食メニューよりも、低カロリーで高タンパク質の和食メニュー中心の食事がおすすめです。
味付けは濃くなり過ぎないように、食材自体の旨味を引き出すようにしましょう。
また、つい忘れがちな水分補給も大切に。
水分が足りない身体は巡りが滞りやすいので、痩せにくくなりますし、むくみや疲れを引き起こす原因にもなります。
食事の前、お風呂上り、赤ちゃんの寝た直後などにまず水を飲む習慣づけが大切です。
産後ダイエットにおすすめの運動
私は赤ちゃんをベビーカーに乗せて、散歩も兼ねて30分から1時間のウォーキングを毎日していました。
産後ダイエットのための様々なエクササイズが、インターネットやSNSでは紹介されていますが、私はどれも長続きしませんでした。
育児中ってどうしても赤ちゃんに振り回されちゃいますよね。
突然泣かれて、授乳したり、オムツを替えたり、抱っこしてあげたり。
そうなるとエクササイズを中断せざるを得なくなり、だんだん続かなくなりました
でもウォーキングだったら、赤ちゃんのお散歩と兼ねられるので、おすすめです。
食事と運動だけでは体型は戻らない
ただ、産後ダイエットは、食事と運動だけでは「体重」は戻っても「体型」は戻りません。
なぜなら妊娠・出産を経て、女性の骨盤は大きく開きます。
産後に骨盤は自然に閉じていきますが、何もしなければ妊娠前ほどには閉じません。
そうなると当然腰回りは太くなってしまいます。
また、産後に対策をしないと、骨盤が閉じる過程で必ず歪みが生じます。
骨盤に歪みが発生すると、胃や腸などの内臓も本来あるべき場所におさまらず、消化や代謝が悪くなり、太りやすくなります。
だからこそ、産後の体型戻しには骨盤矯正が必要不可欠なんです。
産後にウエストを細くするには骨盤矯正を
ここまでは、産後に自然に骨盤が閉じても「妊娠前ほど閉じない」「歪みが生じる」とお伝えしました。
でも実は、産後は妊娠前よりもシェイプアップするチャンスでもあります。
なぜかというと、出産後は骨盤が緩んでいるので、骨盤矯正と引き締めをしっかりやれば、むしろ妊娠前よりも細い腰回りを実現できるからです。
実際私は骨盤矯正に取り組んだ結果、出産直後と比較すると骨盤まわりの周径が、
- 一人目の時は「-7センチ」
- 二人目の時は「-9センチ」
- 三人目の時は「-10センチ」
縮んだと冒頭で伝えましたが、毎回2センチほど骨盤まわりの周径が妊娠前よりも細くなりました。
もちろん出産を経て失われる若さもあります。
でも、ウエストや腰回りに関しては骨盤矯正に取り組めば、妊娠前よりもむしろきれいなボディラインになります。
骨盤矯正の方法① 整骨院
私は産後1ヶ月から週に1~2回整骨院に通い、骨盤矯正の施術を受けました。
先生いわく、すごい方は-20センチぐらい骨盤まわりの周径が細くなるとか…。
カラダの疲労もとれるし、保険が適用できて格安で利用できるので、とてもおすすめです。
赤ちゃん連れOKの整骨院が最近は多いので、ぜひご近所で探してみてください。
骨盤矯正の方法② 補正下着
整骨院での骨盤矯正と併せて、産後1ヶ月後からおすすめしたいのが、補正下着です。
具体的には骨盤を引き締めて支えてくれる「産後用ガードル」か「着圧レギンス」がおすすめです。
なぜかというと、産後の体型に関する一番のお悩みである「お腹やお尻の垂れ」をカバーしてくれるからです。
妊娠中はおなかが膨らみますし、赤ちゃんを守るために脂肪が蓄えられます。
その結果、皮膚が伸びきってしまい、産後はその皮膚がたるんでしまうんです。
でも補正下着をつけると、ウエストからおなかにかけての脂肪やたるみをすっぽりと包んでくれます。
洋服を着た時のシルエットが断然変わってきます。
また、引き締め効果によってゆるんだ骨盤を安定させてくれ、骨盤矯正の効果をいっそう高めてくれます。
私はもともと大根みたいな太い脚がずっとコンプレックスで、ウエストだけでなく脚もなんとかしたかったので、着圧レギンスを使いました。(今も愛用しています)
私は産後に骨盤ベルトをしなかった
ちなみに、「産後すぐに骨盤ベルトを巻かないと元に戻らない」といった脅し文句をネットで見かけますが、私は3人の出産・産後で一度もしていません。
下着メーカーの広報という立場もあり、1人目の出産では入院時に骨盤ベルトを持参し、産後すぐに装着しようと意気込んでいました。
ところが、産後は想像以上にからだへのダメージが大きく、歩くだけでも精一杯。
退院後は、疲労のケアと下半身全体のシルエット対策も大切だったので、「整骨院での骨盤矯正」と「着圧レギンス」で体型戻しに取り組みました。
もちろん骨盤ベルトをするとさらに良いですが、私はこの二つだけで妊娠前よりも細くなりました。
三人産んで、3回も産後の体型戻しをやったので、そこは自信あります笑。
産後におすすめの着圧レギンスは?いつから履いた?
今も愛用しているのですが、私が産後実際に使用した着圧レギンスは、グラマラスパッツです。
私はカラダが回復した産後1ヶ月目頃に、整体での骨盤矯正による体型戻しと並行して、着用を開始しました。
グラマラスパッツは、見た目はタイツっぽいですが、「多機能性オールインワン加圧インナー」です。
寝る時に履くだけではなく、スキニーなどの下にも履いて体型補正サポートまでしてくれる優れものです。
独自の設計によって、なんと6つのポイントでアプローチしてくれる機能性が、グラマラスパッツの最大の魅力です。
グラマラスパッツの痩せ効果の口コミ評判まとめと私の産後の体験談【2万人調査】
グラマラスパッツは、産後に本当におすすめです。
ただ大人気で時々売り切れになるので、注意してください。
売り切れると再販まで数ヶ月待ちになるので、販売中の場合はすぐに買ったほうがいいです。
ぜひ公式サイトをでチェックしてください。